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内的処理フィルター | Internal Filters

内的処理フィルターとは、各人の個人史に基づく情報処理フィルターのこと

名称内的処理フィルター
意味各人の個人史に基づく情報処理フィルターのこと
英語Internal Filters
Internal=内的な
Filters=フィルター、特定の情報を通し他をブロックすること

〈内的処理フィルター〉とは?

〈内的処理フィルター〉の概要

コミュニケーションモデルとは

コミュニケーションモデル〉という「私たちが世界をどう認識しているのか?」を表したモデルがあります。私たちが外部からインプットした情報を、内的に処理するプロセスがどのようになっているか、その仕組みをモデル化したものです。

その仕組みとして、私たちは外部の情報を内部に取り込んだ後、情報がすべてそのまま使われるのではなくフィルタリングされています。

〈内的処理フィルター〉とは

私たしはそれぞれ、過去の経験やこれまで学んだこと、決断したことをもとに新しい情報を判断、選択しています。内的処理フィルターとは、各人の個人史に基づく情報処理フィルターのことです。

内的処理フィルター
  1. 独自の経験(フィルター)
  2. 興味・関心(フィルター)
  3. 価値観(フィルター)
  4. 信念/観念(フィルター)
  5. 言語(フィルター)
  6. 文化(フィルター)
  7. 思い込み(フィルター)

〈内的処理フィルター〉の役割

情報の省略・歪曲・一般化

〈内的処理フィルター〉と情報処理

私たちは今日あったすべてのことについて考えたり、思い出すわけではありません。その中の重要だと思われることや、感情が揺さぶられたことだけが記憶され、保持されます。内的処理フィルターは、このように感覚的な体験の情報を〈省略〉〈歪曲〉〈一般化〉する役割があります。

私たちが世界を知覚するには、まず五感(知覚フィルター)を通して情報を取り入れます。リアルな世界の一部として取り込まれた情報は、さらに個々人独自のこれまでの過去(経験)、興味/関心、価値観、信念/観念、言語、文化、思い込みなどのフィルターにかけられます。これらの総称が内的処理フィルターと呼ばれています。

その人のこれまでの経験に基づいて作られた、独自のもの。人生史によって創られているフィルターの総称と言えます。

〈内的処理フィルター〉と内的な地図

内的処理フィルターにかけられた情報を元に、私たちは「自分にとって世界とはこういうものだ」という独自の世界モデルを創り上げています。その世界モデルは「現実そのもの」ではなく、現実から取り込んだ情報を2回も独自のフィルターにかけて創り出した「現実と思っている世界」です。

この内的な世界のことを「内的地図」「内的表象」などとも呼ばれます。また思考するには言葉が必要になるため「言葉の地図」と呼ばれることもあります。

図の中に地図が2つあるように、私たちは、現実から2重にも遠ざかっている内的な世界を元に、判断・選択・施行しています。

〈内的処理フィルター〉補足

各個人の一連の経験に基づく内的処理フィルターですが、これを専門的な分類から見ると下記のように表記することができます。

内的処理フィルター/補足
  1. メタプログラム(フィルター)=情報を処理する方法
  2. 価値(フィルター)=自分にとって価値があると思うもの
  3. 信念(フィルター)=世界がどのようであるかについての自分の考え
  4. 記憶(フィルター)=過去の記憶
  5. 決断(フィルター)=過去に行った決断

*上に行くほど無意識に近いフィルターのため自覚することができません。下に行くほど意識的に行動する、もしくは思い出すことができます。詳しくは各用語の記事を追って更新予定です。今しばらくお待ちください!

内的処理の各種フィルターには、それぞれ目的と働きがあります。これらは普段は無意識のためなかなか意識することができませんが、適切にアプローチすることで変えることが可能です。

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  • コミュニケーションモデル
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  • 言語フィルター
  • 感覚の鋭敏性
  • 五感
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