まとめ記事

人生の8つのエリアとは?〜「自分らしい人生をデザインする」ための見直し方〜

「このままでいいのかな。」
「何かが違う気がする。」

そう感じるとき、私たちはついその原因をひとつのテーマに結びつけたくなります。

例えば、仕事のこと。
お金のこと。
人間関係のこと。

もちろん、それらはとても大きな要素であり、原因となるキーワードです。でも、人生の違和感や満足度は、ひとつの領域だけで決まるものではありません。

仕事を頑張りすぎて、気づいたら心や身体が疲れていた。
人間関係を優先しすぎて、自分のペースを見失っていた。
楽しいことを優先していたら、後から学びや土台の不足にぶつかった。

こうしたことは、きっと多くの人が一度は経験しているのではないでしょうか。

こうした偏りやアンバランスな状態は「ダメなこと」ではありません。むしろ自分の人生の傾向や、今の現在地を知るヒントになるもの。その経験があったからこそ気づけることや、選択できることがあるからです。Ainessでは「偏りや、失敗だと思うことがあったらそれはチャンス。というか、チャンスにしないともったいない!」と考えています。

そこで登場するのが「人生の8エリア」という考え方。失敗や偏りのある部分が見つかったとき、それをこれからの人生にどう活かしていくか。人生を8つのエリアに分けて捉え直してみるのです。

目的は、人生をきれいに分類することではありません。そうではなく…人生全体を見渡し、今の自分を把握すること。その上で意志を持って選び、決めて、行動に移していくこと。

つまり、自分らしい人生を自らつくっていくためです。

この記事では、Ainessが人生を見つめるときに用いている「8つのエリア」と、それぞれをどのような意図で扱っているのかを整理しながらご紹介していきます。

人生を“8つのエリア”に分けて、見る

多くの人が悩みやすい「3つの大きなテーマ」

人生には、誰にとっても関係する大きなテーマが3つあります。それが「健康・人間関係・お金」です。これらは、多くの人にとって生きる土台に関わる悩みや関心になりやすいものです。

そして現代では、そこにもうひとつ「キャリア」というテーマが加わってきているように感じます。なぜなら、これまで以上に、働くことはただ生活のために働くだけではなく

  • 自分は、どんな価値を社会に渡したいんだろう?
  • どんな働き方が自分に合っているんだろう?
  • 自分は、何者?

といったことを、考える機会が増えてきているからです。その意味でキャリアは、単なる仕事の話ではなく、自分の存在意義や社会との接点にも関わる、とても重要な領域です。

人生の豊さを左右する、人生のエリアたち

一方で、人生は「健康・人間関係・お金・キャリア」だけでできているわけではありません。

楽しみを感じられている?
学びや成長の実感がある?
家族とどんな距離感で関わっている?
パートナーとどんな関係を築きたい?

こうした領域は、切迫した問題としては表に出にくいこともあります。でも、実は日々の満足感や、人生全体のしっくり感に深く関わっています。

Ainessでは、人生を8つのエリアに分けています。それは「分かりやすい大きなテーマ」だけではなく、見落としやすいけれども重要なテーマにも、あえて光を当てるためです。

人生を整理するために分ける。
偏りに気づくために分ける。
そして、自分にとってどんな全体像が心地よいのかを見つけるために分ける。

なぜならそれら1つ1つが、人生の豊さを左右する大切なテーマだからです。

人生の8つのエリアとは?

8つのエリアの土台にある「在り方」

Ainessでは、人生の全体像を見つめるとき、その土台には「在り方」があると考えています。「在り方」は、人生の8つのエリアをゆるやかに繋いでいる接着剤のようなもので、人生の土台になる「その人独自のスタンス」です。

  • どんな考え方や価値観を大切にしたいのか。
  • どんなスタンスで人や社会と関わりたいのか。
  • 何を軸に選び、判断し、行動していきたいのか。

エリアによって、役割や行動は変わるかもしれません。でも、その根底に流れている価値観やスタンスは、どの場面でも変わらずその人らしさが表れます

【1】健康(心・身体)

健康は、ただ病気でないことではなく、心と身体の両方が自分にとっていい状態にあるかを見つめる領域です。

  • 元気に動けているか
  • 安心して休めているか
  • 感情が置き去りになっていないか

何かを実現していくにも、選び直していくにも、まずは心身がいい状態であることがすべての土台になります。

【2】キャリア(仕事・働き方)

キャリアは、仕事そのものだけでなく、どう働きたいか、どんな価値を発揮したいかまで含んでいます。

  • どんな仕事をしているか
  • どんな役割を担いたいか
  • どんな形で社会に関わりたいか
  • どんな働き方だと、自分らしく力を発揮できるのか

Ainessではキャリアを、収入や肩書きの話だけではなく、存在意義や社会的価値の探究にもつながるテーマとして大切にしています。

【3】経済(お金・資産)

経済は、お金の出入りだけではなく、人生の経済的な基盤をどう整え、育てていくかを含む領域です。

  • どのようにお金と付き合う?
  • 何に安心を感じる?
  • 何を自分の資産として育てていきたいだろう?

ここでいう資産は、現金や貯蓄だけに限りません。
経験、知識、信用、仕組みなども、未来を支える大切な土台になりえます。

Ainessではこの領域を、「お金がある・ない」だけではなく、人生を支える経済基盤をどう築いていきたいか価値とどのように付き合っていくか、という視点で見ています。

【4】人間関係

人間関係は、友人、職場、コミュニティなど、日常の中で関わる人たちとの繋がりを見る領域です。

  • 誰といると自然体でいられる?
  • どんな関係の中で疲れやすいかな?
  • どんな距離感が自分に合っているかな?

人間関係は、単に“うまくやる”ための技術の話ではなく、自分の価値観や境界線がどう表れているかを知る手がかりにもなります。

【5】家族関係

家族関係は、血縁かそうでないかに限らず、自分にとっての家族のあり方も含む領域です。

  • 自分にとって家族とは?
  • どんな家族関係を望んでいるかな?
  • 自分にとっていい距離感、関係性は?

家族は近い存在だからこそ、安心や支えにもなりやすい一方で、無意識の前提や役割、当たり前だと思っているパターンから抜け出しにくいテーマでもありす。だからこそ「家族はこうあるべき」と思い込んでいた前提に気づき、自分にとって心地よい距離感や関わり方はどんなものかを見つめていくことを大切にしています。

【6】パートナーシップ

パートナーシップは、恋愛や結婚の有無だけではなく、深く関わる相手とどんな関係を築きたいかを含む領域です。また他者だけでなく自分自身とのパートナーシップも関係します。

  • どんなパートナーシップを望んでいる?
  • 安心感のある関係?
  • 対話できる関係?
  • 支え合いと自由のバランスは?

一般的な正解に合わせるのではなく、自分にとって心地よい関係性とは何かを見つけていく大切な領域です。

【7】学び(成長・能力)

学びは、資格や知識の習得だけではありません。視野を広げること、考え方を深めること、自分の柔軟性を高めることなどの、自分の内面の力を育てていくことも含まれます。

  • どんなことに興味があるかな?
  • どんな力を伸ばしたいだろう?
  • どんな経験を通して、自分を成長させていきたいかな?

学びは、自分の可能性を広げ、人生を更新していくための大切な領域です。

【8】楽しみ

楽しみは、後回しにされてしまうこともあるかもしれませんが…人生の豊かさに欠かせない領域ですね。

  • そもそも、自分にとっての“楽しみ”とは?
  • どんな時間に心がゆるむ?
  • 何をしていると自然に笑顔になっているかな?
  • どんな経験が、自分にとっての喜びや彩りになるだろう?

楽しみは、単なるご褒美ではなく、人生を前に進めるエネルギーにもなります。

大切なのは「バランスを取ること」ではない

優先順位は、年代・状況・時期によって変わる

「人生には8つのエリアがある」と聞くと、「全部をバランスよく整えなければいけない。」と感じる方もいるかもしれません。でも、それは不可能に近い理想論ですよね。

人生には、そのときどきの状況や方向性があります。

20代と30代では、意識が向くものが違って当然です。
シングルの時期と、結婚や子育てをしている時期でも、優先順位は変わるはずです。
ある特定の期間だけ、仕事に集中する、家庭に集中する、と決めることもあるかもしれません。

大切なのは、すべてを均等にそろえることではなく今の自分にとって、どんな配分がしっくりくるのかを見つけることです。そしてそれを意志を持って、「自分選んでいる」と思えることではないでしょうか。

偏りは“ダメなこと”ではなく、これからを考えるヒントになる

仕事に集中していたら、家庭や休息が後回しになっていた。
人間関係を優先しすぎて、自分のペースを見失っていた。
楽しいことを優先していたら、必要な学びや準備が足りずに困った。

そんな経験があったとしても、それは「失敗」として片付けてしまうのはもったいないない。むしろそれらの経験は

  • 自分はどこに力を注ぎやすいのか
  • 何を後回しにしやすいのか
  • どんなときにズレが起きやすいのか

そういった自分を知る、大切な材料になります。重要なのは「偏りをなくすこと」よりも、偏った経験も含めて自分を理解し、これからの人生設計に活かしていくことだからです。

「人生の8エリア」をライフデザインにどう活かす?

Ainessで大切にしているのは、自ら意志を持って選択・決断し、行動に移すことで、人生を自らつくっていくことです。そのために、人生の8エリアは「現状を把握するための見取り図」として役に立ちます。

1. まずは、自分の現在地を見ること。

どこに満足があり、どこに違和感があるのかを整理すること。
どこに偏りがあり、何を見落としていたのかに気づくこと。

2. そのうえで、これから何を大切にしたいのかを選び直していきます。
3. そして、その選択を実際の行動に移していく。

こうして、現状を把握し、意図的に選び、実行していくことが、ライフデザインにつながっていきます。

また、「人生の8つのエリア」は、単独で眺めるだけでなく、さまざまなテーマと掛け合わせながら活用することもできます。

「人生の8エリア」×「人生設計を考える」
=今の自分の現在地や全体像を捉える

「人生の8エリア」×「価値観の整理」
=自分が大切にしたい軸や判断基準を見つける

「人生の8エリア」×「人生のゴール設定」
=領域ごとの未来を描く

「人生の8エリア」×「自分の取扱説明書づくり」
=自分の特徴・整え方を見つける

このように、「人生の8エリア」はただ人生を分類するためのものではなく、自分の人生を立体的に見つめ、意図的に整え、再設計していくための共通フレームになります。

まずは、今の自分の現在地を見てみる。

もし今「自己理解を深めたい」とか「これからのことをよりシンプルに考えてみたい」という感覚があるなら、こんな問いから始めてみてもいいかもしれません。

  • 今の自分が、いちばん意識を向けているのはどのエリアだろう?
  • 逆に、見落としているかもしれない領域はどこだろう?
  • この数年の偏りから、どんなことを学べそうだろう?
  • これから意図的に整えていきたいのは、どのエリアだろう?

大切なのは、完璧なバランスを目指すことではありません。今の自分を知り、その上で「これからどうしたいか」を選び直していくことです。

何度でも選び直していいし、
いつからでも、遅すぎることはありません。
これからのことを、改めて考え、選択し直して行ったらいい

Ainessでは、人生を俯瞰し、意識的に整えながら、自分らしい方向へとデザインしていくことを大切にしています。人生の8つのエリアは、そのために今の自分を知る手がかりとなるひとつの地図のような役割を果たしてくれます。

今の自分の現在地が見えてくると「じゃあ、これからどうしたい?」という問いにも、少しずつ答えやすくなっていきます。人生の8つのエリアを見つめることは、自分らしい人生をデザインしていくためのひとつの入口です。その全体像をもう少し整理してみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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