用語

デジタル聴覚 | Auditory Digital

デジタル聴覚とは、聴覚情報をもとに「意味」を読み解くコミュニケーションシステムのこと。

名称デジタル聴覚、聴覚言語
意味聴覚から入ってくる言葉の情報
英語Auditory Digital

デジタル聴覚とは?

私たちは、メッセージやアイディアを伝えるために「文字」だけではなく話している声のトーン、リズム、ピッチ、音の高低などの「聴覚情報」も活用しています。これらの「聴覚的な手がかり」をもとに「意味を読み解く」コミュニケーションシステムのことをデジタル聴覚(システム)と言います。

  • 聴覚 = 音(リズム、音程など)などの音情報そのものを扱う。
  • デジタル聴覚データ = 音から得られる意味(ex.怒っている、喜んでいる)を扱う。

聴覚情報は、普遍的なコミュニケーション方法

聴覚情報は、相手の気持ちや状態を読み取ったり、雰囲気や状況を表現するなど、普遍的なコミュニケーション方法の1つです。言語が通じなくても声に耳を傾けることで、怒っているのか楽しんでいるのか、気持ちを読み取ることができます。

聴覚情報を、意味に変換する

得た聴覚情報をもとに、私たちは「それが何を意味するか」言葉にすることで理解しています。相手の声から「喜んでいる」と言葉に変換し意味づけをします。大きな警報器の音が聞こえたら「危険だ」と言葉に変換し、意味を理解します。

このように聴覚情報から、意味を読み解いて言葉にする方法をデジタル聴覚(システム)といい、自分が得た聴覚情報が「何を意味するか?」と言う引き出しを多く持っていればいるほどコミュニケーションの幅が広がり、質が高まります。

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