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ジョハリの窓 | Johari Window

ジョハリの窓は、私たちが自分自身や他者との関係をより深く理解することを可能にするコミュニケーションモデルの1つ。

名称ジョハリの窓
意味私たちが自分自身や他者との関係をより深く理解することを可能にするコミュニケーションモデル
英語Johari Window

ジョハリの窓とは?

人は、他人に見せる部分と見せない部分とを持っています。また本人は気づいていなくとも、周りは気づいていることもあります。このような現象を「自分自身についての認識」と「他者の認識」を4つに分類し、自己開示と他者とのコミュニケーションの円滑化のために考えられたのがジョハリの窓です。

自己には4つの窓があると考えられています。

  1. 開放の窓:Open
  2. 盲点の窓:Blind
  3. 秘密の窓:Hidden
  4. 未知の窓:Unknown

ジョハリの窓の4エリア

開放の窓:Open

自分も認識し、他人にも知られてる部分のこと。

盲点の窓:Blind

自分は気がついていないものの、他人からは見られている、知られている部分のこと。

秘密の窓:Facade

自分では認識しているが、他人には気づかれていない、知られていない部分のこと。

未知の窓:Unknown

自分も、他人も気づいていない部分のこと。

ジョハリの窓の活用

このモデルを活用してできることは「開放の窓」の拡張です。開放の窓を広げることによって、さまざまなメリットが考えられます。

  • 多くのフィードバックを効果的に得られる(秘密の窓をオープンに)
  • 自己理解が深まる(盲目の窓をオープンに)
  • 潜在的な能力発揮が可能になる(未知の窓をオープンに)
  • 人間関係の親密さが増す
  • コミュニケーションが円滑になる

ジョハリの窓の成り立ち

1955年に心理学者のジョセフ・ルフト (1916 ~ 2014 年) とハリー・インガム (1916 ~ 1995 年) によって考えられたコミュニケーションモデル。彼らのファーストネームを組み合わせて「ジョハリ」と名付けられています。

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