S.C.O.R.E.モデルは、問題解決のフレームワークでありツールです。
名称 | S.C.O.R.E.モデル |
意味 | 問題解決のフレームワークでありツール |
英語 | S.C.O.R.E. Model |
Contents
S.C.O.R.E.モデル概要
S.C.O.R.E.モデルは下記の5つを明確にすることを通して、問題解決をスムーズにすることを促します。
1 | Symptom | 症状 | 認識できている症状を明確にします |
2 | Cause | 原因 | 症状の根本的な原因を明確にします |
3 | Outcome | 結果 | アウトカム/目標を明確にします |
4 | Resource | リソース | アウトカムを達成するためのリソースを明確にします |
5 | Effect | 影響 | アウトカム/を達成することによって得られる望ましい影響を明確にします |
S:Symptom 症状
症状とは、何か問題があることを示す分かりやすいサインです。
- Q. 何が機能していないですか?
- Q. どんな課題/症状が起こっていますか?
- Q. 問題は何ですか?
- Q. それはどのように現れますか?
- Q. あなたにとって負担になっているものは?
- Q. 変えたいものは何ですか?
C:Cause 原因
症状には、それを引き起こす原因が必ずあります。その症状を引き起こした行動の背景にある要因・意図・制約となっている前提条件があることが考えられます。
単に症状と〈闘う〉だけでは、状況を根本的に改善・解決することはできません。ここでは「根本的な原因は何か?」を探ることが重要です。
- Q. 根本的な原因は何ですか?
- Q. 症状が続いている根本的な原因はなんだと思いますか?
- Q. 何も変わらない、解決しない状況がメリットになっているとしたらどんなことが考えられますか?
- Q. これを解決できない理由があるとしたら、それはどんな可能性がありますか?
- Q. これを本質的に解決しなことで、誰か得をする、メリットがあることはありますか?
O:Outcome アウトカム/結果
症状に対して、本当に望む結果や目標、到達したい場所があるはずです。アウトカムとは現在の状態とは異なる「望ましい将来の状態」を表し、向かう方向を設定します。
- Q. 問題の代わりに、本当はどんな状態を望んでいますか?
- Q. 課題の代わりに、何が欲しいですか?
- Q. どこに行きたいですか?
R:Resource リソース
症状の出ている問題を解決するために活用できるものにはどんなものがあるでしょうか?人脈、経済的手段、技術的設備やツールである場合もありますが、問題の原因を排除して目標を達成するのに役立つ経験、スキル、信念である場合もあります。
今すでにあるリソースやサポートに気づく必要があります。リソースは現在持っているものだけでなく、過去、未来にもある可能性があります。
- Q. 問題を解決するのに役立つスキル、お金、ツール、経験、人脈には何がありますか?
- Q. 以前にこのような問題に直面したことがありますか? それはどうやって解決しましたか?
- Q. 問題を解決するリソースの選択肢を増やす&広げるためにできることにはどんなことがありますか?
- Q. アウトカムを達成するためにどのようなスキルや知識、リソースが必要ですか?
E:Effect 効果・影響
症状・問題を解決させ、望んでいたアウトカムを実現させることは、その先長期的な視点で人生にどのような影響を与えるかを考慮する必要があります。肯定的なものであれ、否定的なものであれ、その影響をイメージしておきます。
- Q. 問題を解決してアウトカムを実現させることは、あなたに何をもたらしてくれますか?
- Q. アウトカムに到達すると、状況はどう変わりますか?
- Q. そこから何を学ぶ可能性がありますか?
- Q. 目標が達成されたら、何が変わりますか?
- Q. 目標が達成されたら何ができるようになりますか?
成り立ち
1987年にロバート・ディルツとトッド・エプスタインによって問題解決のフレームワーク、ツールとして開発。彼らは問題を定義し、介入を設計する際に直感的に使用していたプロセスを説明するためにこのモデルを構築しました。