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行動 | External Behavior

行動とは、具体的な活動振る舞いのこと。

名称行動
意味・具体的な活動(アクション)
・振る舞い(周りの人や環境との相互作用から引き起こされるリアクション)のこと。
英語External Behavior
External=外的な
Behavior=振る舞い・行動・態度

〈行動〉とは?

ある環境の中で人が「なにをしているのか?」について扱うレベルを行動といいます。行動レベルは、具体的な行動や相互作用、会話パターンが関わります。また行動は「観察」することでわかります。(観察では分からないものは、思考に分類されます。)

行動とは、明確な物理的・身体的なアクションと、周りの人や環境との相互作用から引き起こされます。私たちはある環境内で行動することにより、何らかの結果を生み出します。行動しなければ結果は生まれません。(行動⇄結果)

行動要因は、目標達成、実現のための実践ステップとして結果に大きな影響を及ぼします。

決めれた手順やノウハウ、具体的に行動に移すためにとても重要です。しかし具体的ノウハウはその状況でしか適用することができません。それらを異なる種類の仕事や場面に応用することができるようになったとき、これらの具体的な手順やノウハウを支えるスキルや能力が身に付いたと言うことができます。これがロジカルレベルでいう〈能力〉です。

私たちが思考と心を組み合わせ、行動が生まれます。すべての外的な行動は自らの世界観、心と身体の状態それぞれの相互作用の結果です。ここでは具体的なアクションだけでなく、言語的な行動も、非言語的なボディ・ランゲージも含まれています。

〈行動〉の概要

〈行動〉とは

  • 具体的なアクション/行動
  • 非言語の行動(振る舞い・ボディランゲージ)
  • 言語(話す、使う、書く言葉)

のこと。

〈行動〉の例

  • 日常的な行動(生活習慣、ルーティンの手順)
  • 仕事に関する行動(仕事の手順、仕事習慣、仕事に関連する活動)
  • 人間関係に関する行動(初対面の時の会話パターン、人間関係に関する活動)
  • 趣味や楽しみに関する行動(準備の手順、活動習慣)

〈行動〉と能力の違い

行動には2種類あります。

  1. リアクション(環境からの刺激による反応にすぎないもの)
  2. アクション(自ら選択し、行う行動)

能力とは、②の自ら選択して行うアクションを、継続的に行なっていった結果、それが習慣となり、反射的に行動できるまで洗練された状態のことを言います。

フォーカスの違い

行動は観察可能な「行動」に焦点を当ててその「改善」に努めるのに対して、能力は「内面の思考技術」を「開発」することに焦点を当てます。

改善か開発か

行動は「改善」することが可能ですが、能力は「開発」するものです。行動力を高めるためには「何をするか?」を知る必要があります。能力を高めるためには「どのように行うか?」という思考や行動における新しい戦略を開発していく必要があります。これらはまったく異なります。

行動能力
目的・具体的な行動の〈改善認識能力を向上させる
・学びを一般化して、適応能力を高める
・気づきと行動を統合させる思考スキルの開発 etc…
フォーカス見える行動に焦点
・観察したらわかる
・行動を引き起こしている見えない思考プロセスに焦点
・何に意識を向けているか?どのように考えたか?など思考プロセスを聞くことでわかる
具体例・ボールの投げ方を練習する
・走り方を練習する
・集中の仕方を身につける
・人との信頼関係の築き方を身につける
・ミスやプレッシャーへの対応力を高める

〈行動〉の種類

〈行動〉と具体的アクション

  • 具体的に目に見えるアクション

〈行動〉と非言語

  • ボディ・ランゲージ
  • 表情・立ち居ふるるまい

〈行動〉と言語

  • 言葉(話す、書く、使う)

〈行動〉とコミュニケーションモデル

コミュニケーションモデルとは

コミュニケーションモデルとは、私たちが「体験をどのように認識し脳内で処理しているのか?」シンプルに表したものです。

コミュニケーションモデルと〈行動〉

私たちは、リラックスしている時と緊張している時では行動が変わります。また物事の捉え方が変わると、気持ちが変わり、身体の状態も変化します。その結果、表情が明るくなったり活動的になるかもしれません。

何か1つ変えると、他に影響が及ぼされより大きな変化が生じます。このように〈行動/身体〉〈状態/心〉〈物事の捉え方/思考〉のいずれか1つが変化すれば、他も変化するという関係性があります。

〈行動〉と変化モデル

変化モデルとは

変化モデルは「私たちが変化を起こすとき、内部ではどのようなことが起こっているのか?」をシンプルにしたものです。また「何をすると効果的に変化が起こせるのか?」を知るヒントになるモデルです。

変化にも、学習にも、自己開発、問題解決、自己実現にも共通することがあります。それは

  1. 「これまでと違うように考える」(思考・内的表象
  2. 「これまでと違うように感じることを学ぶ」(心・状態
  3. 「これまでと違うように行動する」(身体・行動

この3要素が影響しあい、結果として変化・成長につながります。

変化モデルと〈行動〉

私たちが何かを学習し、変化するときにはこの3つの要素に働きかけることが重要です。行動は、変化するための必須要素です。

〈行動〉とロジカルレベル

ロジカルレベルとは

ロジカルレベルとは、私たちが持つ脳・言語・五感が持つ階層構造のこと。5つの階層(レベル)があり、学習&変化の仕組みを理解するのにとても有用なモデルです。その階層の1つが〈行動〉です。

ロジカルレベルは下記の通りに働きます。

  1. 各レベルの法則(ルール)は、他のレベルでは通用しません
  2. 上位レベルの変化は必ず、下位レベルに影響し変化を起こします
  3. (その一方)下位レベルの変化は、必ずしも上位レベルに影響を及ぼすとは限りません

ロジカルレベルと〈行動〉

ロジカルレベルの働きから、行動について下記のことがわかります。

  1. 〈行動〉を変えることと、その他のレベルを変えるためのルールは異なる。
  2. 〈行動〉を変えると、必ず下位レベルの〈環境〉に影響が及ぼされる。
  3. 〈行動〉を変えても、必ずしもその上位レベル(能力、信念・価値観、アイデンティティ)が変化するわけではない。

行動を変えることが上位階層を変えるために必須ではありませんが、行動は変化を起こすための大切な要素の1つです。

〈行動〉レベルに意識を向ける目的

自分のパフォーマンスを高めること。改善すること。

〈行動〉を変化させる方法

望ましい状態の実現のためのために、このレベルではパフォーマンスを高める必要があります。行動は、私たちの人生を左右する大切な要素です。「なにをするのか?」それによってはじめて何らかの結果が生まれます。変化が起こります。逆に行動をしなければなにも生まれず、なにも起きません。

  1. 特定の行動に焦点を絞る=「なにをするか?」
  2. 行動目標の設定
  3. 行動する
  4. 注意深い観察とフィードバックを得る
  5. 改善
  6. 行動⇄観察⇄改善の反復
  7. パフォーマンスの変化を自覚する

望ましい状態を実現させようとするとき、私たちはさまざまなことを学びながら変化のプロセスを進みます。その時このレベルでは「パフォーマンスを高める」ためにアクションを起こしていく必要があります。

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