実践

経験から価値観を見つける「ライフウェーブ」とは?感情の波を見える化するワークを解説

ライフウェーブ|マイトリセツ開催レポート

毎日忙しく過ごしている中で
「最近、なんだか気持ちがモヤモヤする…」
「なぜかいつも同じようなタイミングで立ち止まってしまう…」

そう感じたことはありませんか?

感情の波には、ただの気分の浮き沈みではなく、自分が何を大切にしているのかどんな時に前に進みやすく、どんな時に立ち止まりやすいのかといった、“自分らしさ”のヒントが隠れていることがあります。

今回は、人生の流れの中で生まれた感情の波を見える化し、自分を動かす源泉や価値観を探っていくワーク、マイトリセツ「ライフウェーブ編」の開催レポートをお届けします。

ライフウェーブとは?

ライフウェーブとは、これまでの人生のさまざまな経験を、自分の気持ちやモチベーションの動きを軸に可視化していくワークです。

人生には、上がり調子の時もあれば、下がり調子の時もあります。嬉しかったこと、苦しかったこと、夢中になれたこと、迷いや混乱を感じたこと。そうした出来事と、その時に感じていた気持ちの強さを時系列でグラフにしていくことで、自分の心の軌跡が見えてきます。そして、そのアップダウンの背景を丁寧に見ていくと、

  • 何に心が動くのか
  • どんなことに傷つきやすいのか
  • 何を大切にして生きてきたのか
  • どんな時にエネルギーが湧くのか

といった、自分らしさの源泉や価値観が浮かび上がってきます。

単に過去を振り返るだけではなく、自分のパターンを客観的に知り、これからを考えるヒントを得られることが、このワークの大きな魅力です。

こんな時におすすめです

ライフウェーブは、たとえばこんな時におすすめです。

  • 人生の転機を迎えている時、またはその前後
  • なんとなくモヤモヤする理由を整理したい時
  • これからのキャリアや生き方の方向性を棚卸ししたい時
  • 同じようなところでつまずく理由を知りたい時
  • 過去の経験の意味を、今の自分から見直してみたい時

バラバラに見えていた経験を、ひとつの流れとして繋げて行く。今の自分を、少し引いた視点で見つめ直したい時に役立つワークです。

ライフウェーブで得られること

このワークを通して、たとえば次のようなことが見えてきます。

  • 今の人生のテーマが見えてくる
  • 今の自分がどんなフェーズにいるのかを客観的に捉えられる
  • 感情が動く源泉や、大切にしたい価値観に気づける
  • 自分のパターン(上り調子・下り調子の傾向)がわかる
  • 過去の出来事に対する見方や意味づけが変わる

感情の波を見える化することは、過去を評価するためではなく、これまでの経験の中にある自分らしさを見つけるための時間でもあります。

ワークのやり方

STEP1|年代を設定する

まずは、ワークシートの下部に年齢や時期を書いていきます。
はじめて取り組む場合は、まず直近5年間くらいの短めのスパンで振り返ってみるのがおすすめです。

長い年月を一気に見ようとすると情報量が多くなりすぎるので、まずは扱いやすい範囲から始めると、流れがつかみやすくなります。

STEP2|出来事を洗い出す

その期間の中で印象に残っている出来事を、時期とキーワードと一緒に書き出していきます。たとえば、

  • 楽しかったこと
  • 嬉しかったこと
  • 大変だったこと
  • 辛かったこと
  • 迷ったこと
  • 転機になったこと

など、大小を問わず思い出せるものを書いていきます。最初からきれいに整理しようとせず、思い出した順にどんどん出していくのがポイントです。

STEP3|気持ちの強さを記録する

次に、それぞれの出来事があった時の気持ちの強さを、自分なりの感覚でパーセンテージ(%)にして記録していきます。

「すごくしんどかった」「かなり気分が上がっていた」「じわじわ嬉しかった」
そんな感覚を、自分なりにざっくり数値にしてみるイメージです。

厳密である必要はありません。大切なのは、正確な数字をつけることではなく、その時の自分の感覚を見える形にしていくことです。

STEP4|線でつないで波を描く

記録した数値を時系列に沿ってプロットし、点と点を線でつないでいくことで、自分だけのライフウェーブが浮かび上がってきます。ここで大事なのは、波の形を「良い・悪い」で見るのではなく、

  • この時、何があったのか
  • なぜここで大きく動いたのか
  • 自分は何に反応していたのか

という視点で眺めてみることです。

ちょっとしたコツ

取り組む時は、

  1. 出来事(事実)
  2. その時に感じたこと(感情)
  3. そこから自分が受け取った意味(解釈)

この3つを混ぜずに、できるだけ分けて見ていくのがおすすめです。この整理ができると「何が起きたのか」と「自分がどう受け取ったのか」が見えやすくなり、自分のパターンに気づきやすくなります。

参加者のご感想

実際に取り組んでくださった方からは、こんな声がありました。

  • 辛い経験に対して、“辛い”以外の感情も増えてきた。書き終えた時、「ジェットコースターのような人生だな」という感覚ではなく「これもあれも今後のキャリアのために起きた出来事だ」と思えた。
  • 気持ちがダウンした時に「あれ?そこまで落ちてないかも(笑)」と思えたり、気持ちがアップした時に「おおこれか!!」と、自分の感情を見逃さなくなった気がする。
  • 5年前から2〜3年前くらいまでは本当に混乱していたけれど、しっかり味わって消化したおかげで、リストアップしてもなんの感情もない(笑)。「本当に大丈夫なんだな」と安心した
  • ウェーブが完成してみて、個性的なうねりをしていて自分らしいと思えた。

どの感想にも共通していたのは、感情の波を見ることが単なる振り返りではなく、今の自分への理解や安心感につながっていたことでした。感情を起点に過去を棚卸しすることは、出来事をあらためて整理し、少しずつ手放していくことにもつながるのです。

今回の開催で見えてきたこと

今回の開催で特に印象的だったのは、気持ちが「ダウン」することや、波が激しいことを、無意識に“よくないこと”として捉えていた、という方が多かったことでした。実際には、波があること自体が悪いわけではありません。波があるのは、それだけ心が動いているということ。感情が動くということは、それだけ自分の中に大事なものがあるということでもあります。実際にワークを進めていくと、苦しかった出来事の中にも、その人らしい価値観や願いが隠れていることがよくあります。たとえば、

  • 本当はもっと大切に扱われたかった
  • 自分らしく選びたかった
  • 納得して進みたかった
  • 誰かの期待ではなく、自分の気持ちを大事にしたかった

そんな思いが、感情の揺れの中に表れていることがあります。また同じ出来事でも、時間が経ってから見返すことで「ただ辛かった思い出」ではなく、“今の自分をつくってくれた経験”として捉え直せることもあります。

過去の事実は変えられません。でも、そこにどんな意味を見出すか、どんなストーリーとして受け取り直すかは、これからも更新していくことができます。感情の波を無理に平坦にしようとするのではなく、その波の意味を読み解いていくこと。それが、自分らしさを知り、これからの人生をより軽やかに進んでいく力につながるのだと、あらためて感じる時間になりました。

ライフウェーブは「心の軌跡ジェットコースター」

波の形は人それぞれです。急降下と急上昇を繰り返すような絶叫系の波もあれば、ゆるやかに進んでいく穏やかな波もあります。どんな波にも、その人らしさが表れます。そして、その波はただ振り回されるものではなく、自分の人生をどう乗りこなしていくかを知るための手がかりにもなります。

どんな波であっても、それはあなただけの心の軌跡です。過去のアップダウンも、迷いも、立ち止まった時間も含めて、今の自分をつくる大切な流れの一部なのだと思います。

よくある質問

Q. 辛い過去を思い出して引きずられないか不安です…

無理に思い出す必要はありません。

もし何かが出てきたとしても、そこにどっぷり浸かるのではなく、「ああ、こんなこともあったな」と少し離れたところから眺めるだけでも大丈夫です。客観的に書き出してみることで「今はもう大丈夫なんだな」「思っていたより、ちゃんと消化されていたんだな」と気づける方も多いです。必要以上に深く入らず、今の自分が扱える範囲で取り組んでみてください。

Q. 感情のパーセンテージ(%)がうまくつけられません

厳密な数字でなくて大丈夫です。「かなり気分が上がっていた」「けっこうしんどかった」「じわじわ嬉しかった」そんな感覚をもとに、ざっくり点を打ってみてください。大切なのは、正しい数値を出すことではなく、自分の波の形を見てみることです。

Q. うまく言葉にできない出来事があっても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。

最初からきれいな言葉で整理しようとしなくても大丈夫ですし「なんとなく苦しかった」「でも何かが動いた気がした」そんな曖昧な感覚から始めても問題ありません。むしろ、その“言葉になりきらない感覚”の中に、大切なヒントが眠っていることもあります。

まとめ

自分の感情の揺れ動きを知ることは、自分を責めるためでも、過去を後悔するためでもありません。それは、これまでの経験の中にある“自分らしさ”の種を見つけ、これからの人生をどう進んでいきたいのかを考えるための、大切なヒントになります。

感情の波には、その人らしい価値観や願いが表れます。だからこそ、波をなくそうとするのではなく、その波が何を伝えてくれているのかを見つめてみることが、自分を知る大きな一歩になります。

あなたの人生には、どんな波が描かれているでしょうか。

ぜひ一度、あなた自身の「ライフウェーブ」を描いてみてください。
その中に、これからを進むためのヒントが、きっと見つかるはずです。

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