チャンク・ラテラルとは、物事を水平展開して考える思考方法のこと。(水平展開とは同じ情報レベルで、他の事例を考えることなど)
名称 | チャンク・ラテラル |
意味 | 物事を水平展開して考える思考方法 |
英語 | Chunk Lateral |
訳 | Chunk=かたまり Lateral=水平 |
チャンク・ラテラルとは?
チャンクとは「情報の塊」、ラテラルとは「水平」の意味があり、チャンク・ラテラルとは物事を水平展開して考える思考方法のこと。「同じ階層/レベルで他の例は何か?」を考えます。
例えば「移動手段として、車以外の他の方法は何があるか」を考えると、〈船、自転車、バイク、タクシー、バス、飛行機〉が考えられます。このように同じカテゴリー(チャンクサイズ)の他の例を探すこと。
チャンク・ラテラルのメリット
- 選択肢を広げます
- ルールを明確にします
チャンキ・クラテラルの例
- 〈自転車〉をチャンクラテラルすると
- バイク、BMX、工事用二輪車(二輪という水平展開)
- 車、タクシー、電車、飛行機、船(移動手段という水平展開)
- 〈くも〉をチャンクラテラルすると
- 雲・蜘蛛(音で水平展開)
- くも、いと、あし、みぎ(2文字の言葉で水平展開)
- 〈働く〉をチャンクラテラルすると
- 会社員・副業・派遣・契約・アルバイト(契約形態で水平展開)
- 会社員・経営者・自営業・フリーランス(働き方で水平展開)
- 〈仕事〉をチャンクラテラルすると
- 大変・困難・修行・苦行・楽しい・喜び・楽しみ(仕事の定義で水平展開)
- 稼ぐ・楽しむ・学ぶ(何の手段か?で水平展開)
- 〈「新しい環境に飛び込んだ!」というストーリー〉をチャンクラテラルすると
- 大海原へ航海に出る・ステージが変わる(例え話で水平展開/メタファー)
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