人の能力にはどのようなものがあるのでしょうか?自分の能力を理解できていると、それらをうまく発揮して活躍したり、逆に苦手なことについては能力を身につけるために学習することができます。
ここでは人生を豊かにする能力をリストアップしました。能力は自覚しているものもあれば、無自覚に持っているものもあります。自分を知り、能力を活かして人生を送るためには自己理解(自分が知っている自分)と、他己理解(他人が知っているあなた自身)の両方の視点が大切になります。
知性に関する能力
私たちが物事を知ったり、考えたり、判断したり、思考することに関する能力をまとめて知性に関する能力として挙げています。
論理的能力
論理的能力は、課題を理解して、それを解決する上でとても大切な力です。論理的な能力を発展させることで、より効果的な選択ができるようになると心と時間に余裕ができるようになります。
- 言語能力(げんご):言葉を理解したり、言葉で表現する力。読み書き、話すこと、ボキャブラリーの多さ、言葉の選び方が含まれます。(言語化力、読解力、語彙力)
- 推理能力(すいり):情報を分解して、それらの情報から新しい情報を導きたし予測する力。
- 分解能力(ぶんかい):情報を細かく分解して、パーツごとに分析する力。(チャンクダウン。パズルのピースに分ける。分解。)
- 合成能力(ごうせい):分解した情報を組み合わせ、新しい情報やアイディアをつくり出す力。(チャンクアップ。パズルを作る。統合する。)
- 決断力(けつだん):選択し、決める力。
- 判断力(はんだん):情報をもとに、結論を導く力。
- 問題解決力(もんだいかいけつ):問題があるときに、新しい視点や情報を活かしながら解決する力。
- 批判的思考(ひはんてきしこう):
- 要約力:取捨選択して物事の要点を絞る、端的にまとめる力
- 構成力:部分的なものを組み合わせ、全体をデザインするための流れや仕組み、フローを作り出す力。
認知能力
認知能力は、外界にあるものを「知覚する」ことに関係する能力です。知識や思考、経験を得るために必要な精神的能力とも言われています。ここでは人生を豊かにすることに関連する力について挙げています。
- 知覚能力(ちかく):外界からの情報をキャッチして、それを理解する力。五感を通して情報を感知する力のこと。
- 現状把握力(げんじょうはあく):ある特定の状況や環境について、必要な情報を把握&理解して、全体を認識する力。状況把握力。
- 空間把握能力(くうかんはあく):物体の位置や形状を把握する力。
- 調整力(自身の態度・振る舞いの)
- 観察力(かんさつ):周囲の環境や出来事に注意深く目を向けて、つぶさに観ることができる力。本質を見抜くための基礎となる能力。
- 注意力(ちゅうい):特定の対象や情報に、集中して意識を向ける力。
- 集中力(しゅうちゅう):特定の対象や情報に、意識を向けて、一定時間継続して取り組む力。没頭することができる力。
- 学習能力(がくしゅう):
- 記憶力(きおく):情報を記憶する力。また必要なときにその情報を引き出せる力。(短期記憶&長期記憶/視覚的、聴覚的、身体感覚的、味覚的、嗅覚的な記憶)
- 抽象化力(ちゅうしょうか):得た情報を元に、それを概念化する力。
非認知能力
非認知能力とは、日常生活の中で現れる社会の中で豊かに生きていくにあたり大切な能力を指します。人生のあらゆる段階において重要な役割を果たす力と考えられています。
自分との調和のための
- 忍耐力(にんたい):
- 自己抑制力(じこよくせい):
- 情熱を持つ力:
- 自己評価力(じこひょうか):
- 自己規律力(じこきりつ):
- 自己認識力(じこにんしき):
- 切り替える力:
- リラックスるする力:
他者との調和のための
- 社交性(しゃこうせい):
- 協調性(きょうちょうせい):他者と協力して、能力を発揮することができる力。
情動との調和のための
- 自尊心(じそんしん):
- 楽観性(らっかんせい):
- 自信:
- 自己効力感(じここうりょくかん):
- 自己肯定感(じここうていかん):
イマジネーション能力
イマジネーション能力は、内面から新しいものを「生み出す」ことに関連する能力です。
- 創造力(そうぞう):新しいことを生み出す力。
- 想像力(そうぞう)・イマジネーション力:目の前にないもの・これまで経験したことがないものについて頭の中で思い浮かべたり、想像する力。イメージ力、イマジネーション力。五感それぞれを使った想像力が含まれます。
- 発想力(はっそう):何もない状態から、新しいものを生み出す力。(0→1、クオンタムリープ、非連続的変化、発想の転換、パラダイムシフト)
身体能力
- 運動能力
- 反射能力
- バランス感覚
- 器用さ
感情的能力
- 感情の認識力:自分や他人の感情に適切に気がつける力。
- 感情の表現力:自分の感情を、適切に表現する力。言語的表現、ジャスチャー的表現、振る舞い的表現と方法は多々ある。
- 感情の調整力:自分の感情を、適切に調整できる力。ストレスマネジメントや、セルフコントロールができる力。
- 感情の共感力:他者の感情に気づき、理解し、共感することができる力。
社会的能力
- コミュニケーション能力:情報や意見、感情を適切に伝えることができる力。語彙力、言語化力、状況判断力、伝え方、受け取り方などの力の総称。(ファシリテーション、傾聴力、発信力、受容力、プレゼン力、文章力)
- リーダーシップ力:自身や他者をリードし、アウトカムを実現させる力。
- マネジメント力:対象を管理、運営する力
- 共有力:自身や他者と、情報、意見、感情を共有することができる力。
- 適応力:自身を変化させることで、環境や状況に適応する力。柔軟に対応する力。
- 魅せる力:
その他の能力
- 洞察力
- 直観力
- 興味を持つ力(好奇心)