デジタル視覚とは、視覚情報をもとに「意味」を読み解くコミュニケーションシステムのこと。
名称 | デジタル視覚、視覚言語 |
意味 | 視覚から入ってくる「視覚情報」を「言葉/意味情報」に置き換えるシステムのこと |
英語 | Visual Digital |
デジタル視覚とは?
私たちは、メッセージやアイディアを伝えるために「文字」だけではなく画像、記号、色、形、表情や振る舞いなどの「視覚情報」も活用しています。これらの「視覚的な手がかり」をもとに「言葉や意味を読み解く」コミュニケーションシステムのことをデジタル視覚(システム)と言います。
- 視覚 = 視覚情報そのものを扱う。絵の色味、大きさ、遠近、彩度など。
- デジタル視覚 = 視覚情報から得られる言葉や意味を扱う。
視覚情報は、普遍的なコミュニケーション方法
視覚情報は、言語の壁を超えて、複雑な考えや感情を伝えるために活用される普遍的なコミュニケーション方法です。言語が通じなくても人の表情を見ることで、その人の状態や気持ちを読み取ることができます。グラフィックデザインからイメージや印象、雰囲気を感じ取ることができます。
視覚情報を、言葉に変換して意味をつける
得た視覚情報をもとに、私たちは「それが何を意味するか」言葉にすることで理解しています。相手の表情から「喜んでいる」と言葉に変換し、意味づけをします。赤信号が見えたから「止まるんだ」と言葉に変換し、意味を理解します。
このように視覚情報から、意味を読み解いて言葉にする方法をデジタル視覚(システム)といい、自分が得た視覚情報が「何を意味するか?」と言う引き出しを多く持っていればいるほどコミュニケーションの幅が広がり、質が高まります。