メタモデルとは、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによって開発された言語パターンおよび質問スキルです。
名称 | メタモデル |
意味 | リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによって開発された言語パターンおよび質問スキル |
英語 | Meta-Model |
訳 | Meta=上の、超えて、違うレベルの Model=モデル、型 |
メタモデルの概要
メタモデルとは
そもそも私たちは、体験したことをそのまますべて言葉で伝えられるわけではありません。出来事を意識的にも無意識的にも省略、一般化、歪曲して要約し人に伝えています。このように、情報処理の過程で不適切に情報が失われてしまうパターンを12に分類したのがメタモデルです。
メタモデルを使用することで、実践者は潜在的な仮定を見つけ出し、コミュニケーションの内容をより明確&正確に理解することができるようになります。コーチ、セラピスト、コミュニケーターが会話の質を向上させ、ミスコミュニケーションを防ぐために効果的なツールです。
メタモデルの3種類
メタモデルでは、会話における情報の歪曲、一般化、削除を特定し、それを質問を通してより明確に、正確に相手から情報を引き出すことによってコミュニケーションの質を向上させるツールとして機能します。メタモデルには、以下の3つのグループに分類される具体的な言語パターンがあります。
- 省略
- 一般化
- 歪曲
省略
これは情報を省略することを指します。メタモデルは、あいまいな、または不完全な発言を特定し、話者からより具体的な詳細を引き出すための質問パターンが用意されています。
一般化
これは情報を一般化することを指します。メタモデルは、過度に一般化している発言を特定し、話者からより具体的な事例や詳細を引き出すための質問パターンが用意されています。
歪曲
これは情報を変更/歪曲することを指します。メタモデルは、現実が歪曲して表現されている可能性のある発言に対し、話者の意図した意味をより正確に引き出すための質問パターンが用意されています。
メタモデル12のパターン
関連
キーワード
- メタ
- コミュニケーションモデル
- 省略
- 歪曲
- 一般化
- アップタイム(メタモデルは相手をアップタイムの状態に保つ言語パターンとして有効)
記事
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