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21.非難フレーム | Blame Frame

非難フレームとは、間違い・ミス・欠点に焦点を当て、責めるフレーム(枠組み)です。

問題やミス・欠点に焦点を当てたとしてもその目的が改善のため(未来に焦点)であれば効果的ですが、それらを責めるため(過去・現在に焦点)の材料に使っている場合、このフレームは問題をさらに厄介なものにします。変わらない過去(起こった問題)について、それを責め続けること(問題思考)は、解決を一層難しくします。

名称非難フレーム
意味間違いやミスなどに焦点を当て、非難・批判するフレーム(枠組み)
英語Blame Frame
Blame=人の欠点や過失、誤った言動などを取り上げて責めること
Frame=枠組み

〈フレーム〉とは

そもそも〈フレーム〉とは、出来事や体験を認識するために私たちが心理的に設ける「枠組み」のことです。「どのフレームから物事を見るか?」によって体験の意味合いは変わります。さまざまなフレームがあることを知り、多数のフレームを使いこなせるようになることで、捉え方の選択肢を増やし視点の柔軟性を高めます。多角的に物事を見るメンタルスキルの1つです。

〈非難フレーム〉は、多数あるフレームのうちの1つです。
最下部に〈主要フレームリスト〉も記載していますので併せてご活用ください。

〈非難フレーム〉の概要

非難フレームとは、間違い・ミス・欠点に焦点を当て、それを責めるフレーム(枠組み)です。

目的責めること
焦点責めることができる問題・ミス・欠点は何か?
判断基準何が、誰が、間違っているか?

〈非難フレーム〉の前提

  • 問題思考(問題について考える行為そのもの)
  • 責めることができる間違い、ミス、欠点に焦点が当たる。
  • 未来ではなく、過去か現在に焦点が当たっている。
  • 問題思考は、その問題の解決を一層難しくします。
  • 起こった問題についてだけ考える行為そのものが、私たちの気持ちを悪化させ、解決から遠のかせます。
  • 多くの場合このフレームから見ている限り無力感を感じ、制限や制約に縛られ、選択肢が欠如したように感じられます。

〈非難フレーム〉の質問例

責めることを前提に、質問・会話がなされる場合、それは効果的ではありません。(*同じ質問やフレーズでもそれが客観的な原因究明の場合は、この限りではありません。)

非難フレームの質問例と、それをリフレームした効果的な質問例を紹介します。

自分を責めることが前提になっているケース

  • 何が、問題だったんだろう?→どうしたら今後は問題回避できるかな?
  • 何が、間違っているのだろうか?→どうしたら改善できるだろう?
  • なぜ、間違ったんだろう?→どうしたら次は正しくできる?
  • なぜ、まだ解決しないの?→どうしたら早く解決できるだろう?
  • この問題はどのように私を制限している?→この問題が、チャンスだとしたら?

他人を責めることが前提になっているケース

  • 誰が、問題を起こしたの?
  • 誰がやったことが、間違っていたの?
  • なぜ、この問題が発生したの?→
  • 私がこの問題を抱えているのは、誰のせい?
  • この問題により、私は何ができなくなる?
  • なぜ、まだ解決していないの?

〈非難フレーム〉の反対

補足:〈非難フレーム〉の応用

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主要フレームリスト

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