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ラポールスキル | Rapport Skill

ラポールスキルとは、信頼関係を作るスキルの総称

名称ラポールスキル
意味ラポールを築くためのスキル総称
英語Rapport Skill
Rapport=フランス語で「橋を架ける」という意味

〈ラポールスキル〉とは?

〈ラポールスキル〉のラポールとは?

ラポールは互いに心が通じ合い、信頼し合う関係やその状態のことを言います。ラポールが形成されると、コミュニケーションが円滑になると共に、調和や協力関係が生まれやすくなります。

〈ラポールスキル〉5つの方法

ラポールや良好な人間関係を築くための具体的な方法のこと。それらを総称して「ラポールスキル」と言います。

ラポールスキルの5つ
  1. ペーシング:話し方を合わせること(声のスピード、音程、リズム、大小、呼吸など)
  2. マッチング:動作やしぐさを〈同じ〉ように合わせること
  3. ミラーリング:動作やしぐさを〈映し鏡〉のように合わせること
  4. バックトラッキング:話し言葉を合わせること
  5. キャリブレーション:振る舞い、しぐさ、生理反応含めた非言語をよく観察すること

〈ラポールスキル〉とロジカルレベル

ロジカルレベルとは

ロジカルレベルとは、私たちが持つ脳・言語・五感が持つ階層構造のこと。5つの階層(レベル)があり、学習&変化の仕組みを理解するのにとても有用なモデルです。その階層の1つが〈能力〉です。

ロジカルレベルは下記の通りに働きます。

上記の通りロジカルレベル・モデルごとに、ラポール形成の仕方は異なります。高次レベルでのマッチングが築ければ築けるほど、信頼関係が深まります。逆に、より高次レベルでのミスマッチングは、それまで築いた信頼関係を壊してしまいます。

〈ラポールスキル〉と環境

環境レベルでのラポール形成は、時間・場所・人に関係しています。いわゆるTPO(時と場所と状況の略)です。

その環境に合わせた服装でいることは、その環境にいる他の人たちとのラポールを築くのに大切です。もしもそれでなければ、即座に信用を失うでしょう。環境レベルのラポール形成は第一印象によるものが多いです。

環境レベルのラポール形成の要素

時間・場所・人

〈ラポールスキル〉と行動

行動レベルのラポール形成は、言語、非言語、声の調子に関係しています。仲の良い人同士だと声がそろったり、振る舞いや姿勢が似通っていることがよくあります。パートナーなどより親密な関係性になると息が合う、行動が揃うなどのマッチングが自然と起こります。

行動レベルのラポール形成の要素
  • 言語:キーワード・価値観フレーズ・考え・叙述語
  • 非言語/ボディ・ランゲージ:呼吸・姿勢・身振り・アイコンタクト
  • 声の調子:スピード・音量・リズム・息遣い

これらの3要素の行動をマッチさせるには、スキルと相手への観察力・敬意が重要です。ただのマネや行動合わせは、逆効果となります。

〈ラポールスキル〉と能力

能力レベルのラポール形成は、スキル、趣味、体験の共有に関係しています。同じ能力レベル同士は、お互いに尊敬と信頼感を抱きます。特に専門分野やニッチ領域で、知識レベルによるラポール形成や、能力レベルによるラポール形成が行われます。またやるべき共通の課題があるときにも、同レベルの実力があることにより信頼関係ができその実行をたやすくします。

能力レベルのラポール形成の要素

スキル・趣味・体験

〈ラポールスキル〉と信念・価値観

信念・価値観レベルのラポール形成は、そのまま信念・価値観に関係しています。必ずしもそれらに同意する必要はありませんが、相手が大切にしていることに、敬意をはらうことによって深い信頼関係が築かれます。

信念・価値観レベルのラポール形成の要素

信念・価値観の尊重

〈ラポールスキル〉とアイデンティティ

アイデンティティレベルのラポール形成は、相手の存在そのものに関係しています。相手の持ち物、見た目、所属、経験などよりもその人自身に敬意を払うことによってもっとも深い信頼関係が築かれます。

アイデンティティレベルのラポール形成の要素

存在そのものの尊重

〈ラポールスキル〉とミスマッチング

相手とマッチングしてラポールを築くのと同じくらい、ミスマッチさせることもとても大切なスキルです。

自然に会話を終わらせるために

  • ボディ・ランゲージをミスマッチさせる
  • 声の調子をミスマッチさせるなど。

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