ディソシエイト(分離)体験とは、自分が体験しているにもかかわらず「観察者の視点で体験を捉える」方法のこと。
名称 | ディソシエイト/分離体験 |
意味 | 自分の身体の外から、体験をすること |
英語 | Dissociate |
和英 | Dissociate=関わりを持たない、分離する |
ディソシエイト体験とは?
ディソシエイト体験とは、自分の体験と感覚を「切り離して体験する」こと。また出来事と、自分の感覚を切り離している状態のことを「ディソシエイト状態」と言います。
ディソシエイトの特徴
ディソシエイトの特徴は
- 自分の身体の外にいて、傍観者のように体験を見ている状態のこと。
- 自分の身体に通じていないため、感覚が薄れ、実感が湧きづらい状態です。
- 体験を通しての感覚はあるかもしれませんがそれは「見ている体験についての感想」であって、それは「体験の中に入っている時に〈感じる〉もの」とは異なります。
- やっていることから隔たりを感じているため、肉体の感覚からも隔たりがあります。
- 想像の中の自分自身を見ていますが、自分の目を通して見てはいません。
- 体験を外側から観察しているので、時間の経過に意識が向きやすくなります。
ディソシエイトの活用方法
ディソシエイトが効果的な場合
- 経験を振り返る
- 過去の経験から学ぶ
- 時間に気を付ける
- 不快な状況、体験から一歩引く(いま)
- 苦痛・不快な経験の記憶を変える(過去)
*不愉快な思い出や、思い出したくない感覚は、分離体験で考えると効果的です。
ディソシエイトに関する表現
- 「~について考えています」
- 「私」を主語にした意見、感覚、感情、考えについての話ではなく、出来事、状況を客観的に語ります。
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