第1ポジションとは、体験を眺める位置/方法(知覚位置)のうちの1つ。
自分自身/当事者の視点に立って体験を眺めること。
名称 | ・第1ポジション ・第1位置 ・セルフ・ポジション |
意味 | 自分自身の視点 |
英語 | Position One Self Position |
訳 | Position One=第1ポジション Self =自分自身のこと |
第1ポジションとは?
体験を眺める方法は4つあると考えられていて、それらの総称を知覚位置と言います。
- 第1ポジションは、自分自身の視点。(実体験/アソシエイト状態)
- 第2ポジションは、相手の視点。
- 第3ポジション/メタポジションは、観察者としての視点。(分離体験/ディソシエイト状態)
- 第4ポジションは、全体からの視点。
第1ポジションは、この4つの視点のうちの1つで「自分自身の視点」から物事を見ることを言います。


第1ポジション概要
- 第1のポジションとは「自分」です。自分自身の視点で、当事者として見る位置です。
- 他の誰の立場などを一切考慮せず「自分の視点のみ」から体験を見ます。
- 「私からどう見えるか?」「私にどう影響するか?」だけを考えます。
- 体験を話すときは「私」を主語に、自身の感情・認識・アイディア・考えを話します。
- 自分の価値観・目的・信念・興味のあるもの・執着しているもの当たります。
- 自分の身体の中から、自身の目を通して体験を眺めるため自分自身は見えません。(実体験)
- 実体験として自分の身体に通じて体験しているため、感覚、感情をより強く感じます。
第1ポジションが強い場合の特徴
- 個性が強い。
- 自己中心的・独りよがりになる。
- 自分以外の人・ことに興味を持ちにくくなる。
- 意見や価値観がはっきりしている。⇄思い込みが強くなる。
第1ポジションが有効な場面
- 自身の本当の価値観や目的を知るのに役立ちます。