知覚位置とは、体験を眺める位置のこと。
知覚位置には4つの位置があり、その総称が知覚位置と呼ばれています。
名称 | ・知覚位置 ・知覚ポジション ・パーセプチュアル・ポジション |
意味 | 体験を眺めるときの知覚的な位置のこと |
英語 | Perceptual Position |
和英 | Perceptual=知覚的な、Position=位置 |
知覚位置・一覧
体験を眺める4通りの方法のことを知覚位置と言います。
- 第1ポジションは、自分自身の視点。(実体験/アソシエイト状態)
- 第2ポジションは、相手の視点。
- 第3ポジション/メタポジションは、観察者としての視点。(分離体験/ディソシエイト状態)
- 第4ポジションは、全体からの視点。
知覚位置の概要
- 4つの位置はすべて同じように重要です。
- 私たちは普段、自然といずれかの知覚位置で時間を過ごしています。
- 大切なのは位置を自由に移動できることです。
- ”正しい”観点はありませんが、多角的な視点は物事の理解を高めます。
- 大切なことは「何が起こったことか?」よりも「自分を取り巻くものをどれだけ多くの方法で認識することができるか?」です。
知覚位置の概念が有効な場面
もっとも効果的に学ぶには、できるだけ多くの視点から情報を集めることです。異なる位置から体験を眺めることは多くのメリットがあります。
- 情報が増える(さまざまな視点から状況を見れるため)
- 学びが加速する(一度に、二重、三重の気づきを得ることを可能にします)
- 選択肢が広がる
- 自身の状態を変えるのがカンタンになる(視点を変えることで感情の切り替えがしやすくなります)
関連
関連ワーク
- 三重説明 | TripleDescription(出来事を、第1〜3それぞれの位置から見るワーク)
関連キーワード
- 第1ポジション
- 第2ポジション
- 第3ポジション
- メタポジション
- 第4ポジション
- チャンキング
- 実体験/アソシエイト
- 分離体験/ディソシエイト
- グレゴリー・ベイトソン
- 二重記述
- 三重記述 | TripleDescription