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状況のリフレーム | Context Reframe

状況のリフレームとは、ある行動に対する否定的な考え・捉え方(フレーム)を変えること

同じ行動に対して、状況や判断している人が変わればその意味は変わります。状況のリフレームは、同じ行動に対して、別の意味を見つけるために活用できます。あるいは否定的に見える行動が、肯定的に使える適切な状況を見つけ出すこと。

リフレームの一種。

名称状況のリフレーム
意味ある行動に対する否定的な考え・捉え方を変える方法のこと
英語Context Reframe
Context=状況・文脈・前後関係・環境
Reframe=あるイメージや体験の枠を新しくする/変えること

状況リフレームの概要

すべての行動はある状況において役に立つという前提のもと、ある行動に対する否定的な考え・捉え方(フレーム)を変えることを言います。

〈同じ行動〉でも〈状況〉が異なればその意味は変わります。ある状況では適切でない行動でも、別の状況では効果的であることがあります。

状況リフレームの前提

  • すべての行動は、ある〈状況〉において、役に立つ
  • どんな〈状況〉においてもまったく価値がなく、役に立たない行動は稀である
  • 不満や不利な状況にある時、私たちは自分の行動がマッチしない〈状況〉に居続けていると言えます
  • 望ましくない行動を止める方法は、意志の力で抑えることではない。(逆効果です。)
  • 望ましくない行動を止める方法は、意味を変えること。

状況リフレームの目的

  • 自身の行動が、有利になる〈状況〉を見つけ出すため
  • 〈状況〉を変えるため
  • 不利だったことを、リソースにするため
  • その行動に対する否定的な自身の反応を変えるため
  • 同じ行動に、別の意味を与えるため
  • 同じ行動に対する認識を変化させるため
  • 同じ行動でも、発揮させる状況を選ぶ/変えるため

状況リフレームの例

  • 細かいことを気にしすぎる → 感受性が豊かで細やかなことに気が付く
  • がんこすぎる → 信念やこだわりをしっかりと持っている
  • 忘れやすい → 過去を引きづらず、今に集中できる
  • うるさい → 元気で、意見をはっきりと伝える
  • 完璧主義すぎる → 細かいことまでこだわりを持ち、丁寧に遂行する

  • 上司にお世辞を言い続け、自己嫌悪に陥った。
    →家族、友人関係でお世辞を言う。仕事関係では、愛想笑いをしておく。
  • 頼まれ仕事を受けすぎて、残業が増えた。
    →やりたい仕事は受ける。やりたくない仕事は受けない。
  • 細かすぎる仕事ぶりで、遅いと怒られた。
    →スピード不要で、細部に対するこだわりが重要視される仕事に変える。
    *仕事探しは、自身の持つ特性と仕事(状況)のマッチング!

状況リフレームの質問

  • この行動は、他のどのような状況で役に立つだろう?
  • この行動が、リソースとなるのはどんな状況の時だろう?
  • これはどんな状況で、意味を持つだろう?
  • これはどんな状況で、活かせるだろう?
  • どのような場所・場面では、この行動が適切だろう?
  • この行動が、効果的なのはどんな状況下かな?

状況リフレームの活用

  1. ある状況(α)で、否定的・ネガティブに思える行動(A)を特定する
  2. 行動(A)が活かせる、他の状況(β)を見つける(状況リフレーミング)
  3. 適切な状況(β)下で、行動(A)をする
  4. 元の状況(α)では、別の適切な行動(B)を新しく考え出す

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