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分離体験 | Dissociate

分離体験とは「体験の受け取り方」のうちの1つで自分が体験しているにもかかわらず「観察者の視点で体験を捉える」ことを言います。この体験から分離している状態をディソシエイト(分離)状態と言います。

名称分離体験/ディソシエイト
意味自分の身体の外から、体験をすること
英語Dissociate
和英Dissociate=関わりを持たない、分離する

〈分離体験/ディソシエイト状態〉とは?

私たちが何かを体験するとき、2つの受け取り方があります。

  1. 実体験/アソシエイト
  2. 分離体験/ディソシエイト

1つ目の実体験は、自分自身の視点でその体験を見て、聞いて、その体験に伴って感覚を感じる、という体験の受け取り方です。この時の状態をアソシエイト状態と言います。(知覚位置でいう第1ポジション

2つ目の分離体験とは、自分が体験しているにもかかわらず観察者の視点で体験を捉える受け取り方です。この時の状態をディソシエイト状態と言います。(知覚位置でいう第3ポジション

〈分離体験/ディソシエイト状態〉の概要

分離体験/ディソシエイト状態の特徴は

  • 自分の身体の外にいて、傍観者のように体験を見ている状態のこと。
  • 自分の身体に通じていないため、感覚が薄れ、実感が湧きづらい状態です。
  • 体験を通しての感覚はあるかもしれませんがそれは「見ている体験についての感想」であって、それは「体験の中に入っている時に〈感じる〉もの」とは異なります。
  • やっていることから隔たりを感じているため、肉体の感覚からも隔たりがあります。
  • 想像の中の自分自身を見ていますが、自分の目を通して見てはいません。
  • 体験を外側から観察しているので、時間の経過に意識が向きやすくなります。

〈分離体験/ディソシエイト状態〉の活用方法

分離体験/ディソシエイト状態が効果的な場合

  • 経験を振り返る
  • 過去の経験から学ぶ
  • 時間に気を付ける
  • 不快な状況、体験から一歩引く(いま)
  • 苦痛・不快な経験の記憶を変える(過去)

*不愉快な思い出や、思い出したくない感覚は、分離体験で考えることが効果的です。

分離体験/ディソシエイト状態に関する表現

  • 「~について考えています」
  • 「私」を主語にした意見、感覚、感情、考えについての話ではなく、出来事、状況を客観的に語ります。

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