触運動覚とは、感触(外的な刺激から得られる感覚)と身体の気付き(内的なものから得られる感覚)の総称。
名称 | 触運動覚 |
意味 | 感触と身体の気付きによる感覚の総称 |
英語 | Kinesthetic=運動感覚 System=システム |
触運動覚とは?
さまざまな分野で、身体の感覚についての定義、解釈、分類があります。ここでは、人生を豊かにするための五感の活用方法としての身体感覚として定義します。触運動覚の3つは
- 触れる感覚(触覚)
- 筋肉の感覚(筋肉記憶)
- バランスを司る感覚(平衡感覚)
触運動覚の2パターン
【外部からのもの】
⑴ 触れる感覚(触覚)
触れた感じ、温度、湿気など外界からの刺激について感じる感覚のこと。
【内部からのもの】
記憶された触覚、身体のバランス感覚、運動を司る内部受容体と呼ばれるものの働きに関するもの。
⑵ 筋肉の感覚
自身の身体が緊張しているか、リラックスしているかなどの筋肉の状態を感じる感覚のこと。肉体の感覚は自分自身と繋がりを作り、調和するのに必須不可欠の要素です。身体的な健康(肉体)と、精神的な健康(幸福のフィーリング)は肉体的な気付きなしで実現しません。
⑶ バランスを司る感覚(平衡感覚)
身体のバランスをとる感覚のこと。
気持ち・フィーリング(感情)
感情は「メタ触運動覚」と言われています。
なぜ「メタ」かというと感情とは、五感(視覚・聴覚・身体感覚・味覚・嗅覚)で得た情報、感じたことについて、自身が抱く気持ちやフィーリングであるためです。
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