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環境 | Environment

環境とは、場所・時間・人に関する外的要因のこと。

名称環境
意味場所・時間・人を含む外的要因のこと
英語Environment
環境

〈環境〉とは?

いつ、どこでそれ(働き、関係、問題、実現、行動etc…)が起こったのか?について扱うレベルを環境といいます。環境には、場所・時間・人が関わります。

私たちは身を置く環境から影響を受けると同時に、私たちがそこにいることで環境にも影響を与えています。(人⇄環境)環境要因は、問題解決や目標設定に大きな影響を及ぼします。

〈環境〉の概要

〈環境〉とは

  • 場所
  • 時間

に関すること。

〈環境〉の例

  • 部屋の環境(生活空間、職場空間)
  • 活動の環境(住む、働く、遊ぶ)
  • 自然環境(天候・自然災害)
  • 国の環境(暮らす国、働く国)
  • 地理的な環境(アジア、ヨーロッパ)

〈環境〉の種類

環境要因は2つに分類することが可能です。

  1. 直接コントロールできないもの=適応すべきもの
  2. 自らのコントロール下にあるもの=対応すべきもの

環境に関することも、この2つに分けて考えることでやるべきこと(行動)が変わってきます。

〈環境〉と⑴ 適応

天候や自然災害は私たちがコントロールできるものではありません。これらは誰もにとって影響の範囲外の内容です。そのため天候に合わせて着る服や持ち物を変える、災害に備える、などして「環境に適応する」必要があります。

また世界の動きや社会情勢なども、私たちが直接コントロールできるものではありません。

他にも、所属している組織のルールや価値観は、ある社員1人がコントロールできるものではありません。そのためにその環境を選択するならば、それに合わせて自身の考え方を調整する、行動を変えるなど対応して「選んだ環境に適応する」必要があります。

〈環境〉と⑵ 対応

とても大きな視点で見ると、天候や社会情勢など「地球」という環境下では私たちはその影響を受けないわけにはいきません。しかし、その中には個人が「選択」することで環境に対して影響力を持つことが可能なものもあります。

今いる家や部屋をよりより空間にすることは、自分が対応することで実現します。人に関する環境は、自らのコミュニケーションスタイルを変えることでこれまでと異なる関係性を築くことも可能です。こうやってその環境の選択範囲を広げていけば、仕事に関する環境、住まいに関する環境、人生を送る環境…と自分が意識的に対応できる範囲を広げていくことも可能です。つまり私たちは「環境を変える」という選択肢も持っています。

〈環境〉とコミュニケーションモデル

コミュニケーションモデルとは

コミュニケーションモデルとは、私たちが「体験をどのように認識し脳内で処理しているのか?」シンプルに表したものです。

コミュニケーションモデルと〈環境〉

私たちは、外部環境の影響を受けないでいることはできません。どのような環境にいるか?によって図の通り「体験」「外部からの情報」が変わります。

〈環境〉と変化モデル

変化モデルとは

変化モデルは「私たちが変化を起こすとき、内部ではどのようなことが起こっているのか?」をシンプルにしたものです。また「何をすると効果的に変化が起こせるのか?」を知るヒントになるモデルです。

変化にも、学習にも、自己開発、問題解決、自己実現にも共通することがあります。それは

  1. 「これまでと違うように考える」(思考・内的表象
  2. 「これまでと違うように感じることを学ぶ」(心・状態
  3. 「これまでと違うように行動する」(身体・行動

この3要素が影響しあい、結果として変化・成長につながります。

変化モデルと〈環境〉

環境は、変化モデルの3要素である「思考」「心」「身体」に影響を与えます。私たちの人生を左右する大切な要素です。

  • どこにいるか?
  • 誰といるのか?
  • いつそこにいるのか?

重要なのは「どんな環境にいるのか?」に自覚的になることです。その環境において「何が機会やチャンスとなり、何が制約となるか」に意識的になり、それに合わせて適応したり、対処することで自分にとって安全で、協力的な環境を創り上げていく必要があります。

〈環境〉とロジカルレベル

ロジカルレベルとは

ロジカルレベルとは、私たちが持つ脳・言語・五感が持つ階層構造のこと。5つの階層(レベル)があり、学習&変化の仕組みを理解するのにとても有用なモデルです。その階層の1つが〈環境〉です。

ロジカルレベルは下記の通りに働きます。

  1. 各レベルの法則(ルール)は、他のレベルでは通用しません
  2. 上位レベルの変化は必ず、下位レベルに影響し変化を起こします
  3. (その一方)下位レベルの変化は、必ずしも上位レベルに影響を及ぼすとは限りません

ロジカルレベルと〈環境〉

ロジカルレベルの働きから、環境について下記のことがわかります。

  1. 〈環境〉を変えることと、その他のレベルを変えるためのルールは異なる。
  2. 〈環境〉を変えても、必ずしもその上位レベル(行動、能力、信念・価値観、アイデンティティ)が変化するわけではない。
  3. 上位レベルのいずれか1つでも変えると、必ず〈環境〉に影響が及ぼされる。

環境を変えることが上位階層を変えるために必須ではありませんが、環境は変化を起こすための大切な要素の1つです。

〈環境〉に意識を向ける目的

自身がいる場所を、安全で協力的な環境に整えること。もしくはそのような環境を選択することです。

〈環境〉を整える方法

望ましい状態の実現のためのために、このレベルでは環境を安全で、協力的に調整する必要があります。

  1. 外的状況の把握(場所・時間・人)
  2. 環境下での〈チャンス〉と〈制約〉の明確化
  3. 直接コントロール〈できるもの〉と〈できないもの〉の分類
  4. できるもの=選択し対応する・できないもの=適応する
  5. 妨害や干渉を防ぐ(安全な環境を整える)
  6. 必要なもの(場所・人・時間)を用意し協力的な環境を創り出す

望ましい状態を実現させようとするとき、私たちはさまざまなことを学びながら変化のプロセスを進みます。その時このレベルでは安全で協力的な環境に整える必要があります。

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